がん免疫療法Medical
がん免疫療法
Cancer Immunotherapy
がん免疫療法という選択肢
一般的にがんの三大治療と呼ばれるのは、外科手術・抗がん剤治療・放射線治療です。しかし、どの治療もお身体への負担が非常に大きく、体力の衰えた患者さまの場合は継続治療ができないと判断されるケースが多いのが現状です。
がん免役療法は、がん治療の第四の選択肢として今注目を集めており、副作用がほとんどない点から、三大治療を続けられなくなった患者さまでも続けられるがん治療として、現在も研究が進んでいます。
6種複合免疫療法
健康な人でも毎日数百から数千のがん細胞が発生すると言われており、発生したがん細胞は免疫細胞が排除しています。
このがんを排除する免疫の力に着目したのが6種複合免疫療法で、患者さまの血液から樹状細胞・NK細胞・キラーT細胞・ガンマデルタT細胞・ヘルパーT細胞・NKT細胞の6種類の免疫細胞を取り出し、約300倍に増殖させて再び体に戻すことで、がんと闘う力を増強させる治療法です。
強い薬剤などは含まれておらず、患者さま自身の免疫細胞のみを利用しているため、副作用がほとんどありません。
そのため余命宣告された末期がんの患者さまでも治療を続けることができ、がん予防としても投与可能です。
治療効果について
6種複合免疫療法の治療を6回受けた方で、治療前後で追跡調査とがん病変の測定が可能だった患者さま144名（男性82名、女性62名）のがん腫瘍の進行抑制率は76％と判定しています。
（A判定～C判定を進行が抑制されたと定義）
※調査期間：2020年06月～2022年12月
治療可能ながん種
一部の白血病を除く、さまざまながん種に適応しており、治療が難しいとされる転移・再発したがんも治療可能です。
また、患者さまご自身の免疫力を強化する治療のため、ほかのがん治療と併用できるケースも多く、がん以外の疾患で治療を受けている方でも、治療内容や状態によっては治療を受けられる場合もあります。
治療について
治療は通院にて行なうため、入院などの必要はありません。
最初に採血を行い、国内の細胞加工センターで免疫細胞の増殖・活性化を行った後、約3週間後に点滴にて免疫細胞を投与します。
点滴時間は約30分程度です。
料金（税込） ※治療費は自由診療のため自費となります
| 初回採血時感染症検査代 | ￥5,000前後 ※検査項目によって異なります。 |
|---|---|
| 初診料 | ￥11,000 |
| 2回目以降再診料 | ￥3,300 |
①6種 複合免疫療法「BASIC」（6種）
免疫力向上、がんの予防に適応しています。
| 初回培養費用 | ￥16,500 ※1クールごと初回のみのお支払いです。 |
|---|---|
| １回投与分 | ￥275,000 |
| 6回投与（1クール） | ￥1,650,000 |
| リスク・副作用 | 一過性の発熱、注射部位の発赤・発疹・搔痒感 などがみられることがあります。 |
②6種 複合免疫療法「CSC」（CSC：Caner Stem Cell：がん幹細胞）
6種複合免疫療法「BASIC」に、がん幹細胞・がん細胞を標的とした新樹状細胞ワクチン療法です。
さまざまながんの治療、がんの予防や手術後の転移・再発の予防にも適応しています。
| 初回培養費用 | ￥16,500 ※1クールごと初回のみのお支払いです。 |
|---|---|
| １回投与分 | ￥324,500 |
| 6回投与（1クール） | ￥1,947,000 |
| リスク・副作用 | 一過性の発熱、注射部位の発赤・発疹・搔痒感 などがみられることがあります。 |
- ※費用は、①・②から選択した療法のみとなります。
- ※原則として採血時に1回投与分の費用が発生いたします。
- ※最終投与日から1年経過した場合は初回扱いとなります。
- ※採血後の培養中止について
患者さまのご都合による培養中止（凍結細胞を用いて治療をする場合、採血時または投与予定日から換算して22日以内）の場合、返金はございません。
あらかじめご了承ください。